咲きたいように咲けば良いと思う

世界中どこでも人はそれぞれ悩みを持って生きてるものだけど、特に日本人は悩める若者が多いと思う。

自分軸があまりなく、他人の評価や期待に同調してしまう人が多いのは、日本人からすれば当たり前すぎてぴんとこないのかもしれない。

でも海外から見れば異質。

もちろん同調も悪いことばかりではない。和を重んじてるとも言えるし、ここぞといった時の一体感があるのは素敵だと思う。

でもデメリットも。

「周りに流されてるな」とか「他人の意見が気になる」ことで悩みがある人は、ちょっと見方を変えて自分軸で生きる決心をするだけで、気楽に生きていけます。

今日は悩める若者だった僕が、少し見方を変えることで同調圧力から解放された話をしようと思います。

もし今あなたがイキイキと生きれてるならこの記事を読み進める必要はないかも。

でも、少しでも悩んだり「自分の人生、これで良いのか…?」と迷いがある人には、一つの意見として有益です。

置かれた場所で咲きなさいを知ってますか

「置かれた場所で咲きなさい」という本を親戚に渡されたことがあります。

でも初めから本のタイトルに同意できなかった記憶があります。

「石の上にも三年」も似た響きがあるけど、僕はあまり取り入れたいと思わないです。

「3年やれば何か得られるものがありそうだ」と手応えを感じるなら、3年やってみたら良い。

でも、とりあえずやってみて違うと思えば早々と方針転換することも大事だと思う。人間には向き不向きもあるから。「3年賭けてみたいと思えるようなものを必ず見つける」と意気込めば、少なくとも縁があったいくつかから、一番しっくりくるものがどれかを見つけることはできる。

人生思っているより短いから。

置かれた場所で咲きたいなら、そうしてみれば良い。

でも置かれた場所がピンとこないで悶々とするなら一回環境をガラッと変えてみるのも手。

僕たちは花ではなく、簡単に移動できる人間なんだから。

「逃げるが勝ち」

やってみて違うと思ったとしましょう。

そうしたら周りはこんなことを言ってくると思う。
  • 「石の上にも三年」
  • 「後ちょっとだけ頑張ってみたら」
  • 「あなたのためを思って言っている。続けなさい」
  • 「逃げ癖がつくよ」
  • 「現実逃避はやめなさい」

でも経験的に、こういうことを言ってくる人はあなたのためではなく自分のためにそう言っていることが発覚することが多かったです。

逆に自分のためじゃなかったらあなたの決断に対しての解としては、「自分がそう思うなら、そうしてみたら良いと思う」というような回答一択じゃないかな。

欧米、欧州ならほぼ「自分がそう思うならそうしたら良いよ、応援する!」としか返ってこないです。

新しいことをやってみて、自分に合わなそうと思えば「逃げて」良いです。

もちろん、逃げ続けるのはよくないので、「逃げずに済む何かを必ず見つける」と集中して日々過ごしていれば良いと思う。

環境にはこだわった方が良い

自分の咲き方は、案外自分では分からないもの。

周りの人があなたの特殊能力に気づいて、仕事を任せてくれたり、ヒントをくれたりします。

アンテナを張っておくだけでいきなり「これじゃね?」と見つかること多いです。

僕はやっぱり自分の身を置く環境は大事だと思う。

具体的には引き出しを増やしてくれるような、先輩や上司に恵まれることが「良い環境」だと思う。

魚を与えるのではなく、釣り方を教えろ

優しいだけが良い上司ではない。厳しさもあるけど柔軟で、その人なりの問題解決能力がある人から良いところを自分のものにしたら良いと思う。

自分に合う環境を見つけるのは楽ではない

最初から環境に恵まれる人もいれば、何年もかかって地球の裏側でやっと見つかるような人もいます。

どの道を進んでもそれなりに辛いです。

でもどうせ辛いんだったら、後で後悔しない道を。

やってみたいけど怖い。という道を渡ってみた方が良いと思う。

動いた人にはその人たちにしか見えない景色やプラチナチケットみたいなものが、存在します。

違和感を持ちながら魂を売ってやりたくない仕事をしながら惰性で生きるより、

現実逃避だと言われても自分に合った身の振り方を探すのは、「真剣に生きている証」だと思う。

時流が後押ししている

幸い、自分が一番綺麗に咲ける環境を探しやすい時代だとも思う。

戦後は日本は貧しかったし、仕事なんて選んでられなかった。

でも今のようにITやAIが発達してとても良い時代を迎えて、

その波にのまれる人もいれば、波に乗る人もいて、

流されて生きている人は、当然AIの波にのまれると思う。

どうやったら波に乗れるかを試行錯誤するような人は、時流の波に乗れる日が来ると思うな。

大事なのはやってみること。失敗、改善、継続

置かれた場所で咲くのもありだし、

自分らしく咲ける場所で咲くのもあり。

自分に合ってそうな方を選んでみて、

うまくいかない場合は、

どうやったら咲けるか?どうやったらうまく咲ける場所に巡り会えそうか?

を試行錯誤しながら、

軌道修正や失敗を重ねる。

こんなデジタルな世の中だから、情報過多になりやすく、

頭もパンクしやすいです。

そんな時こそ僕はアナログに回帰しています。

紙に書いて悩みや思っていること、日々の何気ない思いつきなどをつづって記録。

それを重ねると、

自分が大事にしていることや自分なりの成「幸」も見えてきて、

後は他人との比較ではなく、

一歩ずつ、少しずつ自分が成長を継続すれば、

気がついたら自分らしく綺麗に咲けてる日、来ますよ。

それは蓮の花が咲くようにとても地味な作業で忍耐も必要で、

でも咲いた時には自分も周りもぽっと明るくなるような小さな幸せだと思う。

それをいま英語の世界ではFulfillingという言葉で表していて、

「満たされる」というような意味です。

AIによってちょっと工夫をすればお金はスマホひとつで稼げる時代が加速中です。

ならそのお金で「どうすれば自分は満たされるのか?」

「どう、咲くのが満たされるんだろうか?」

それをしっかり考えて、

「あなたに合った方を」やってみれば、悔いが少なく済むし、自分らしい花を咲かせられるのではないでしょうか。

日本の常識が世界のどこかでは非常識

最近バイロットになるための学校に通ってる日本人と知り合って、

「なんでバイロットになろうと思ったんですか?」

と聞いたら、「なんでですか…?えっ…」と答えに詰まってました。

「年収が良くて安定しててモテるから」なのか、

「世間的なイメージが良い」ということなのか。

「とりあえずパイロットになっておけば人生大丈夫」と思ってるのか。

定かじゃないけど、なりたい理由がなしで頑張れてるって日本らしいかもと思いました。

銀行員や公務員、パイロット、医師を志せば日本では「立派だ」と思われる傾向が強いです。

大学名も就職先のネームバリューもとても大事。

日本人なら「志す」のが立派だと思うのかもしれないけど、アメリカ人だと「なりたい理由も分からないのにパイロット…?」ときょとんとされがち。「動機」がとても大事です。

  • 日本は「何になるか」が大事
  • アメリカは「なる理由」が大事

どちらが正しいとかではない

決して、アメリカ側が正しいというつもりはないです。

自分に合ってると思う方を選べば良いと思う。

他人がどう言おうが、咲きたいように咲こうとしてみるのが僕は好きだし自分らしい。

置かれた場所で、蓮の花のように泥水の中から綺麗に咲いていくのも素敵。

でもどっちの生き方にするか、自分で納得して選ぶのは必要だと思う。

好きなことを仕事にする人もいれば、

仕事はできる事に専念して好きなことは趣味に留める人もいて、

もう他人がどうこういうことではない。

自分に合ってるかなんて、基本自分にしか分からない。

あなたがしたいことがない理由

子供の時は「あれがしたいこれがしたい」とみんな言っていたのではないでしょうか。

段々それが減ってくるのは、教育や家庭で自分は二の次、調和が大事だと我慢させられるから。

周りがあなたがしたかったことを「できない・してはいけない理由を並べた」からに尽きると思う。

否定・否定・否定の連続に嫌気がさしたら、何もしないのが無難に決まってる。


和に入っておけば、日本では生まれてきただけで最低限の生活は保障されています。

何もしなくても生きていけちゃうし、和に入っておけば給料出ます。

だから和に入って一緒に不平・不満を言いながら、「俺も私も我慢してきたんだからあなたも!」と一緒に不幸に生きることを求めがちになります。

もちろん全員ではないです。でもそういった風潮は蔓延していると思います。

ちょっとずつ、いろんな意味で日本が右肩下がりなのは誰もが感じていることだし、

これから復活していく可能性もあるけど、下がっていくことも見据えて、

自分の咲き方を考えたほうが良いとおもいます。もがくのは、後から振り返れば良い経験だったと思えますよ。

失敗した方が良い

じゃあどうすればよいのか?

もう興味あることはすぐやってみる。

とりあえず興味があればやってみて、失敗したら修正したり反省したりして、

徐々に自分なりの形を作っていくのもそんなに悪いことではない。

世の中には2種類の人がいるそうです。
  • 欲しい物を手に入れる方法を考える人
  • 欲しい物が手に入らない理由を考える人
自分の経験でも本当にそうだなと。

日本人は「失敗を恐れている人が多い」です。

レールを敷いてそれを確実に通っていけば失敗しない。

そういう道が好まれていると思います。

「思ってたのと違うわ」と思っても軌道修正はなし。

置かれた場所で、石の上にも三年で、見えてくるものがあると。

確かに一理あるんだけど、

でもそれって修行みたいに苦しいです。


いろんなことをやったから、共通した基礎的な部分がわかってくる。

行動→失敗→修正→継続を何度もしていけば、

例え「これしかない!!」とキラキラしたものが見つからなくても、

消去法でこれなら悪くないなというものが見つかるかも。

若気の至りというよ言葉があるように、若いうちにやっておいた方が良いと思う。

外に出てみるのもおすすめ

後先考えすぎず、環境をガラッと変えてみるのもおすすめです。

特に海外に出るとあまりにも日本と違って初めは戸惑うだろうし、

特に東南アジアでローカルに謎の上から目線な日本人にもよく遭遇したけど、

それぞれその国のカラーがあるから、

自分に合ってるか合ってないか。

合ってるなら継続。

合ってないなら軌道修正。文句があるなら、自分が順応するか環境を変えるかも答えだ。

我慢や忍耐で花咲く人もいれば、

のびのび楽しくが咲ける人も人それぞれなので、

もし今悩んでいるとしたら、

  • 付き合う人
  • 住む場所
  • 仕事
この3つのいずれか、もしくは全部を変えてみると良いかも。

僕は変えまくった人間で、それはそれでとても大変だったけど、

悔いがない。

また、気になることは全部やった上で今落ち着いている分野があるし、

「あれもこれもやりたいけどそれは無理で、身を立てるのはこれだな」と思えるものがあります。

それがポシャった時のために2−3個、ストレスで死なない+生活できるスキルなり資格を持っておけば、

幸福度高く過ごせると思う。



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