僕が自分のライフワークを見つけた日
2020年1月。これから東京五輪もあり右肩上がりと言われていたインバウンドで起業した翌月にコロナが発生し、耐えたけど事業は見事に失敗。
次どうしようと東南アジアを食放浪していた、バンコクでの話。
クリントン財団で長年アフリカで働いた後、難病を抱えていることが発覚してバンコクに移住したおばあちゃんに出会った。
難病持ちのおばあちゃんと言ってもとてもパワフルで、Macを使いこなし、経済ニュースのブルームバーグをモニタリングしながら投資に励む…とても楽しそうに毎日を過ごす、おばあちゃん。
難病のせいで体調には波があって、なかなか家から1人で出られる状況ではない。周りのサポートや理解があって…とにかく仕組みが良いや。
彼女なりの天国に住んでいるようなものだなと思えるような、そんな人。
そんなおばあちゃんと意気投合して、滞在中はいろんな話をしました。
話をするうちに、「あなたのおかげで私も一歩、踏み出すことができたのよ。あなたはね…こうすべきだわ」と、お告げのようなものをいただきました(笑)
「導き、つなぎ、背中を押しなさい」
“Inspire, Connect, and be a catalyst. And be their banker.”「導き、つなぎ、背中を押しなさい。そして銀行員でいてあげなさい」
そのおばあちゃんの家にはいろんな人が出入りする面白い場所。彼女自身、おもしろい人がたくさん集まってくれて、人と人を繋いだり知識の交換があるのがとてもおもしろいと感じるのだそう。
アフリカでも政治家や学者、いろんな人が集まっていたらしく、周囲の協力もあってバンコクでも同じようなことをしている。
世界中からそのおばあちゃんのアドバイスを聞きにきます。
そのおばあちゃんの質問攻めに答えながら、僕が言われたのが、
「あなたはとても特別で、良い影響を与えられる人だわ。いろんな人を導き、つなぎ、背中を押す存在でいなさい」でした。
確かに得意なことだ…!
言われた時に「ピンと来た」というか、縁を感じずにはいられなかった。
もうずっと、そうだったし得意なことだ。
実際、UBS銀行から就職オファーがあったこともあるし、祖父は税務署、父はファイナンシャルプランナーで、お金に関しての知識はある方だ。
導くことが学びになってきた
インスピレーションは自分も探し求めているもので、ひらめきにつながりそうだと思った体験になりそうであれば、躊躇なく飛びついてきた。
成功者であればあるほど、本気で学んだり「道を切り拓きたい」と努力したりしている人には時間を割いてくれるものだと思う。
自分も信じがたい縁に恵まれてきたし、特に次世代の若者にとって、
できる限りそうでありたいなと思う。
一番おもしろいのは人と人の繋がり
人に人を紹介するのもとても好き。僕は元々話を聞くのがすごく好きで、聞いているうちに合いそうな人や情報が浮かんでしまう。
それで自分が繋いだ人や物が良い形になったフィードバックがあったときは、とても嬉しい。また、それが自分のひらめきに繋がることがあって、そういった新しい気づきはとてもおもしろいと思う。
いくつになったって、新しく学べるのはとても幸せなことだと思う。
一歩踏み出してしまうところが一番大変
みんな、本当はやりたいことはぼんやりでも分かっているはず。でも素直になれなかったり、失敗を恐れて進めず流れに任せているうちに本当に流されてしまいがちなんだと思う。
そんな人たちに、僕の言葉は刺さり、背中を押す結果になるみたいだ。
今までいろんな人と話して、すでに影響力のある人も含め新しい一歩を踏み出してみたいと思わせる力があることは何度も言われてきた。
20人話したら1人いるくらいだろうか。「あの時、龍がこんなことを言ってくれて、行動にうつせたのがきっかけで今がある」と言ってきてくれる人がいる。
それは僕にとって、自分の人生を振り返った時にとても印象に残っている記憶であり、そう言ってくれた人にも自分にも「よかったなあ」と心から思える瞬間だ。
ライフワークは自然とやってしまうことを派生させる
周りの人に良い影響を与えようと思ってしまうのは、じいちゃんの影響なんだと思っている。
母さんもかもしれない。
散々お世話になってきたけど、「お返しは考えなくて良いから、龍の次の世代につないであげて」と言われて育ってきた。
だから、自然と困っている人や悩める人、志がある人には
自分のできる範囲で、情報の提供、人への紹介、投資もしてきた。
そういった得意なことをどうやって拡大し、収益を生んで持続可能にしていくかーーー。
それを推進していくのは意義があるのかもしれない。
僕にとってはこれが得意なことだし、自然にやっていることだけど、
自分ではこれが得意なことだとは、タイでお告げを受けなければ(笑)気づかなかった。
だからあなたにも、自然にやってしまう、他の人よりできてしまうこと、あるはずです。
最近もらった手紙
ひょんなことで、ずっとしてみたかった仕事をしてみることにした。
リゾバ(リゾートバイト)だ。一定期間、日本の食や自然、寺社仏閣のホットスポットになる場所を巡ってみたかった。
そこで知り合った、学生の女の子2人。
時の流れはとても早いもので、僕とは16歳年下だ。
その子たちは赴任して数日でいなくなることになってしまったけど、こんな手紙を残してくれた。
若いというのはプラチナチケットのようなもので、これから自分次第でどうにでもできる。
でも若いのはとても脆く、怖い期間でもあるんだと思う。
自分もそうだった。
突っ張ってるように見えるけどそれは恐れからくる反動のようなもので、
本当は素直な良い子達だったんだなと、可愛く思えてしまった。
大事なのはマインドセット=考え方だ
女の子たちがくれた手紙の通り、
確かに僕はどこでもやっていけるところがあるかもしれない。
世界どこへいても、どんなに偉い人と対峙しても、基本同じ人間だと思っているし、
なるべく害なく、協力的に接しているつもりだ。
それも手伝ってこちらも尊重してもらえてるなと感謝できることが多い。
ある程度は「どう人を尊重するか」っていう型みたいなものがあって、
それさえあれば言語力やスペックは二の次なところもあると思う。
日本人はそういう意味ではとてもラッキーで、概ね礼儀がしっかりしてるのは誇れることだし、先祖に感謝しなければいけないと思う。
もう少しだけ柔軟に
でも不思議ことがあって、
日本で耳にする機会が多い「世界に一つだけの花」という歌があり、とても良い歌詞だと思うんだけど、
それを実行してる日本人はなぜか少なく、同じ花になる同調圧力を求めながら、自分を他人と比べて生きているように思える。
同じであることを求めるのに比べ合うって二重苦じゃないか…?
海外に出てみれば、自分らしく、自分に合った生き方を淡々と楽しんでいる人、たくさんいるよ。
ってなわけで自分らしく咲いて良いんじゃないのか。最低限の尊重力は身につけつつ、種が違うんだから、自分の花を咲かせる方が良いと思うな。
柔軟に、自分にもう少し優しくいきましょう。
あなたにとっての最初の一歩は?
ここまで読んでくれてありがとうございます。
「私も自分らしく生きていきたい」
「誰かに必要とされたい」
「得意なことで稼ぎたい」
そう思ってくれた人も、「具体的な一歩目」が分からないかもしれません。
このブログではそれを発見するヒントや、ゴールに到達するまでにどういう基礎力を持っていれば良いのか、
僕なりに発信していこうと思います。
日本語で書いているのに海外からのアクセスも多いので、
悩める人が少しでも前を向いて歩き出すきっかけとなりますように!
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