リゾバが貯金に良い話。感想と注意点!

ずっとやってみたかったことがあるんです。

ずばり、長期リゾバです。いまこそリゾバが良いのではと。

僕と同じように「衣食住が提供されて、有名な観光地で働けるって最高じゃないか?」

なんて思う人も多いのではないでしょうか。

リゾバはこんなニーズに合っている働き方だと思います。

  • 貯金したい
  • 留学などの隙間期間を有効活用したい
  • 気分転換したい
  • 新しい価値観に出会いたい
一方で、こんな口コミも。

  • 未来がない
  • やばい人が多い
  • 危ない
  • 人生の逃げ

リゾバに興味を持ってもはじめの一歩がなかなか出せない人もいるかも。

僕も長い間一歩が踏み出せなかった。

僕はこれから2−3年をかけて、リゾバしながら日本のグルメと禅の情報を集めようと思っています。

さっそく北海道でリゾバを始めていて、初給与が出たのでそれも踏まえながら自分なりの口コミを注意点も踏まえながら書いてみようと思います。

何かお役に立てれば!

結論:リゾバは良い経験

結論、リゾバはおいしいと思う。特に今はインフレで物価が上がってるけど、食事も光熱費も会社持ちというありがたさです。

僕が20代に戻れるなら、「ワーホリとリゾバでいろんなところで働く経験を作る」と思います。

日本もインバウンド需要が戻り、リゾバの求人もどんどん高まっていきそうです。

コロナ禍で辞めてしまった人材も多く、派遣先候補地はどこも深刻な人手不足。

人材確保の競争で以前より待遇が良くなりました。

住環境が充実

リゾバの受け入れ先が力を入れるのが住環境を良くすることです。

例えば、僕が最後にリゾバした5年くらい前はWi-Fiがない派遣先も多かった印象ですが、今はついていない方が珍しいと思います。

スマホひとつでエンタメから買い物までなんでも完結できてしまう時代なので、ネットさえ繋がっていれば田舎でも快適!

寮の部屋も元々は客室だった棟を改装して従業員に提供していたり、コロナを機に寮を新設して綺麗になっていたりということも。

料理が好きな身としてはミニキッチンがついてるところが増えたのもとても嬉しい…

注意:すべての派遣先の住環境が良いとは限らないので、派遣会社と良く話して念入りに確認したほうが良いです。

僕だったら「Wi-Fi、ミニキッチンはマストです」と自分が「これだけは!」と思っているものを事前に伝えています。

派遣社員が快適に過ごせて契約期間を満了してくれることで、派遣会社もより利益につながります。

Win Winなので「これだけは!」という相談や要望は伝えた方が良いと思います。派遣会社も親身に対応してくれることが多いです。

お金も貯まりやすい

やっぱり働くモチベーションを大きく左右するひとつがどれくらい手元にお金が残るかですよね!

リゾバでお金が貯まりやすい理由が4つあります。

  1. 時給が上昇傾向
  2. 支出が少なく済む
  3. インフレほぼ関係なし
  4. お金を使わないで楽しむ能力が身につく
順番に解説します。

①時給が上昇傾向

リゾバに限らずどの職種もそうかもしれないですが、時給も上昇傾向です。

僕は5年ほど前にもリゾバをした経験があるのですが、

北海道は人気なエリアでもあるため、最低時給か900円台〜のところが多かったです。

でも今の派遣先は1200円、次決まっているところは1400円で東京にも引けを取らない時給の高さです。

②支出が少なく済む!

僕がリゾバを選んだ主要因は支出を抑えられるからです。

都会は誘惑がとても多く、稼ぎが良い仕事に就いたとしても僕の場合は食材とワインにお金つぎ込んでしまいます…

意志が弱い人間なので我慢できません(笑)

しばらく事業資金を貯めたいので、

敢えて周りに何もない、お金を使いようがない派遣先にしてもらっています。

③インフレほぼ関係なし

衣食住がゼロで済む求人も多いので、とても助かりますよね!

今インフレで物価が上がっていて騒がれていますが、

リゾバしていれば、ほぼ関係なし。

値上がりしている分を派遣先が負担してくれていることに感謝しつつ、

与えられた仕事をしっかりこなすモチベーションにしています。

④お金を使わないで楽しめるようになる

また、お金を使わない工夫も楽しい。

今回は自然豊かなところなので読書とブログ、散歩、派遣先でもらってきた余りの食材で料理。コーヒーが好きなので自分で淹れて、同僚と飲むことも。

仲間同士で車を借りて出かけている人もいますが、それはそれで有意義だと思います!!

そのため、人によって支出額は違うと思います。

1ヶ月目のリゾバ収入と支出!


収入は21万、手取りが17万円ほどでした。

先月の僕の出費は、日用品と常備したい食材を合わせて2万円も使わなかったです。

収支:+15万円。

注意:目的を明確にして、流されないことが大事!また、繁忙期・閑散期や職種を選ばないとあまり稼げないこともあるので注意です。これについては後述します!

仕事はゆるめ

仕事は都会に比べればかなりゆるいです!

派遣先の正社員の方々ものんびりした人の方が多く、ストレス少なく働けるのではないでしょうか。

リゾバは遊びたい人もたくさんいますし、正社員の方もそれに寄り添ってくれやすいです。

日本の都会のような生真面目さはあまりないと思います。

欧州では特にそうなんですが、遊びや休暇を満喫するために働く感覚って日本の都会ではほぼないかも…

「人生楽しむために、ゆるめ・ほどほどに働きたい。」

こういった価値観に少しでも惹かれるなら、リゾバの働き方は合ってるかもしれません。

一方で、ガツガツ働いて社内や社会と競争し、キャリアを作っていきたい!というような方には不向きだと思います。

職場の人間関係は

これはリゾバに限らずどこで働いていても良し悪しあると思います。

確かにリゾバの方がクセが強めというか、

良い大学に行って良い就職先を見つけて…というレールから外れて来たぶん、

いろんな人が働きに来ています。

でも留学や海外就職のための隙間期間を利用してリゾバしている人もいますし、いろんな価値観に触れやすいのが僕はおもしろいと思いました。

以下、リゾバでの人間関係を経験して僕が感じたメリットとデメリットを挙げてみました

メリット

  • 自由な思考をもった人に会えて価値観が拡がる
  • 社会の端っこで生きてる人たちの話はおもしろい
  • 全国に友達ができる
  • いろんな人と仕事ができる能力を養える
  • 合わない人がいても期間限定

僕がいる職場環境は人間関係は比較的良いと思います。

でも僕自身あまり群れないタイプで、空き時間は1人でやりたいことがたくさんあるので、
誘いはほぼ断っています。

支出が少ないのでお金は貯まっていくし、基本的には残業がないので8時間を捧げたら自由に時間を使えるのがメリットです。通勤もほぼ徒歩圏内のはず。

孤独かと言われると全然そんなことなくて、僕と同じようなタイプの人とは良い距離感で友情が芽生えて、お互い助け合って日々を過ごしているので、それがまた嬉しくもあります。

注意:周りに流されてしまう人は、合わない同僚と寮まで一緒で無理に一緒に過ごす時間が長くなる分、精神的にキツそうにしている人もいます。

こればかりは良いトレーニングと思って、「明るくNoを言える能力を養う」のがベストかもしれません。

デメリット

  • マナーが悪い人はいる
  • 仕事ができない人ほど性格が悪い傾向がある

今回働いていて感じたデメリットは、共同生活への配慮の仕方も人それぞれ。

リゾバで散見される自由な同僚に少しカルチャーショックを受けました。
  • 何度お願いしても真夜中に大きな足音で階段を駆け降りる
  • ドアをバタバタ閉める
  • 正社員に注意されても朝まで騒ぐ
睡眠が削られるのはなかなかきつかったです…社員さんと相談し寮を移動して今は快適ですが、しばらく悩ましい時期がありました。

合わない人はいると思う

リゾバだけでなくどの職場でもそうだと思いますが合わない人はいると思います。

僕の今の派遣先でも正社員の方がパワハラで告発されていました。

そういうことも起きるので、すぐ派遣会社に相談するのが解決の近道です。

良い学びと思えば良いと思います。

派遣会社にサポートしてもらいながら、うまく人間関係に折り合いをつけるのはどこでも同じだと思います。

なるべく事前に情報収集するのもストレス回避につながります。

大手の派遣先ほど、こういったことには敏感で気をつけているはずなので、心配な方は派遣先に大手を希望したり、職場の人間関係やリピート率が良いかなどを確認しながら慎重に派遣先を選んだ方が良いかもしれません!

その交渉力や調べる能力は他の仕事や家族、友人関係にも役立つと思います。

注意:自分なりの線引きをして、人間関係も自分に合った距離感をもつ。無理はしない。派遣会社のおすすめに流されすぎず、こだわりを伝える。

僕は今回に関しては、
  • しっかり稼働がある
  • 周りに誘惑が少ない
  • 北海道か青森の、夏涼しめのところ
であればなんでも良いと少々曖昧な要望にしてしまったので、下調べは大事だなと思いました。

自分の希望をしっかり伝えてこだわったほうが後々ストレスが少ないと思いました!

稼働について

僕はしっかり働けた方だと思います。でも中では「ガッツリ稼げます」と言われながら一日3−4時間しか入れない人もいました。

そうならないために、僕なりに言えることは2つです。

未経験可!はあまり信じない方が良い

リゾバは未経験可!と書いてあることも多いですが、あまり間に受けない方が良いのでは…と個人的には思っています。

派遣先も慈善事業をしているわけではないので、やはりスタッフを横並びにした時に能力があって信頼できる人の方がシフトに入れやすいです。

スキルがあったほうが良いのは当然。こちら側が仕事をきちんとするからこそ、派遣先からも大切に扱ってもらえる可能性が高まります。

でももう一つ、意識したいことが。リゾバで与えられる仕事は慣れればすぐできてしまうことも多いので、能力が横並びになってしまいやすいです。

そのため、より重視されるのは勤務態度だと思います。

遅刻が多かったり、挨拶もしない、サボるなど基本的なことをできないと仕事は減ります。

そういう人ほど、文句が多く要求も多い…

シフトを作る正社員の方はスムーズに仕事が進むほうが良いに決まっているので、周りに害のないよう、なるべく明るく、感じよく、自主性を持った振る舞いができる人がシフトに残りやすいです。

周りと被らない職種を選ぶ

リゾバで圧倒的に人気な職種はレストランホールではないでしょうか。

でもホールは一番未経験者が始めやすい職種のひとつです。

その分、閑散期だったり、様々な要因でシフトを減らさないといけないときに一番削りやすいです。

一方でキッチンや裏方業務の方がシフトは守られやすいです。

僕は朝食ビュッフェ担当ですが、お客様が少なくてもある程度の分量は朝食を用意しなくてはいけません。従業員飯を作ったり、次の日の仕込みもあったりするのでシフトが守られやすいです。

裏方業務などの掃除やクリーニングも稼働に関わらず一定量の仕事があります。

もちろんホールを選ぶなとは言いません。

はじめから削られにくい職種を選んでおくのも良いかもしれません。

稼ぎに来たのに思ったような稼働がなく、シフトを削られてしまうと、

観光しに行ったり飲んだりしがちでお金を使っちゃうケースもあるので、事前に対策しておきましょう。

希望エリアの繁忙期・閑散期なども調べておいて、ハイシーズンのところで働くのも(稼ぎたいなら)超重要です。

リゾバは良い経験

僕はリゾバは良い経験になると思いますし、希望エリアを無事終えたら次が見えてくるものだと思います。

いろんな毛色の人と接する機会があるのも良いと思いますし、出会いも多いです。

好きな場所が見つかればそこに移住することもできますよね。

人工知能も台頭してきて、都心でなくても稼げる選択肢が増えてきました。

デジタルの世界が伸びている分、アナログや自然を求める人も増えリゾート運営はとてもおもしろい業界だと思います。

興味がある人はぜひトライしてみてください!

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