いま、お金欲しいと思いますか?
僕は欲しいです。物欲がある方ではないけど、なるべく自由に生きるためにお金の心配はしたくない。
やみくもに遊んでばかりいるのも将来が危ういけど、今を充実させるのもとても大事。そのバランスを見つけたい。
何年も勉強したり失敗したりで行き着いたのが、将来に備えるだけなら長期投資を継続すれば基本大丈夫。
月3万円積立投資していったら30年後にいくらになるか、計算してみたでもそのために今を質素に暮らし続ける我慢の人生…一時的にならできます。10年後にはさらに欲が小さくなって質素が幸せと思えるのかも。でも今は嫌です(笑)
若いときは「給与収入を得ながら小さい事業を持つこと」が「今の充実」と「将来の備え」を両取りできるのではと。
でも事業を持つのはそれなりの労力やリスクもあります。だから無理せずマイペースに。僕は雇われて安定収入をもらいながら、毎月給与から3万円だけ事業を育てるのに使っています。
そうする理由を解説します。
①お金持ちになれる
投資で資産を築くのにはとても時間がかかります。
それに対し、事業を育てて資金管理をしっかりすれば、短期で金銭的に余裕が出てきやすいです。
事業を運営する人はたくさん稼ぐ特別な能力が必要だと思われがちですが、必ずしもそうではないです。
事業をスタートした時、一番大事なのは売り上げをたくさんあげることではなく、潰れないことです。
潰れないためには少しでも収入が入ってくることが大事。それ以上支出しなければ潰れません。
だから僕は事業が育つ準備期間中、毎月3万円の範囲で事業に入れています。
そのため給与収入で安定的に収入確保しつつ、事業の土台を固めています。
固める間、かかる費用は経費になり給与収入の節税に使えます。
以前別の事業をしていたときに年収300万円くらいを得て節税し、確定申告時に20万円ほど返ってきたことがあります。
最終的に手元にお金がより多く残るのがお金持ちへの道。
税金の勉強は必須になってきますが、分からなくなったら税務署に問い合わせれば教えて貰えます。繁忙期さえ外す配慮は必要ですが、びっくりするほど丁寧に教えてくれます。
また、会計ソフトが充実している時代です。税理士に丸投げも良いですが、自分で失敗をしながら資金管理と節税を身につけるのに小さく事業を営むのはとても有効です。
その知識や経営感覚が、給与収入を得ている仕事にも必ず活きるので一石二鳥です。
②人生を充実させやすい
大ベストセラー『嫌われる勇気』では「人の幸せは他者貢献からくる」と結論づけられています。
当時はピンとこなかったんだけど、実際そうだなと僕も思います。
人は誰かの役に立っていると感じられるとき、充足感を持ちやすいです。
自分がどのように社会に貢献していくかは、まじめに考えて見つけておいたほうがいいです。幸せだなと日々感じて生きていきたいなら。
事業で儲かったお金をはじめは自己欲求を満たしたり夜遊びに使ったりしがちかもしれないです。
でも結局は飽きたり健康を壊したり破産したり。
一方で、自分が好きなことや得意なことで事業を行なっていると、他者に貢献します。
感謝され、やりがいを感じるようになります。やがてはお金も入ってきます。
それらの反応を得ながら、事業を発展させることは単純におもしろいと思います。
売り上げを伸ばしたり、貢献力を高めたり、人間関係を拡げたり。
自分の価値観にあった充実のさせ方を自分で決めていけるのも自営業の魅力。
会社員だと自分の希望より上司や社長、株主の希望が優先です。
でも自営業は地味な作業です。ある日当然、全てが整って理想の山頂にワープできるわけではないです。
地道にコツコツと、山を登ったから山頂で絶景が楽しめます。
好きなことや得意なことがはっきりしているならそれをコツコツと。
もしなければ「これをやっているの、苦じゃないな」と思えること。
もしくは「今の仕事のパフォーマンスが上がること」を事業化しちゃうのもありです。
失敗は必ずあります。でもその失敗を乗り越えるプロセスがおもしろく充実につながります。
登っている途中は辛いけど、山頂で絶景が広がっているのを見たら「よかった、また登ってみたい」と思う感覚と似ています。
③成長できる
②でも話した「今の仕事のパフォーマンスが上がるための事業」はとても理に適っていると思います。
自分の本業と関連した事業を持てば、成長スピードが上がりやすいです。
毎日30分でも1時間でも良いので今の仕事が「より早くこなせる」か「より質が上がる」ために身につけるべき知識や経験、道具を調べて売る。
仕事のパフォーマンスを上げる課題を持っていて、どう解決したかを情報発信する。
要するにアフィリエイトです。
自分の課題を解決した体験が事業になれば、良いことづくし。
- 自分が後で振り返れる
- 同じ課題を持った人に貢献できる。アフィリエイトや広告で収入につながる。
- 本業のパフォーマンスが上がり、収入増や昇進につながりやすくなる
- 本業の人材育成に自分の情報発信の内容を活用できる
- 購入した関連書籍や商品は経費にでき節税につながる
これらのメリットははじめは小さなプラスにしか過ぎないかもしれないです。「労力に対してやっている意義が…」と思うかもです。
でも継続し、改善して続けていくと仕組みが自動化してきます。
思っている以上の節税効果があったり、反響があったりして続けてよかったと思える日がきます。
また、個人事業であれば開業するのも閉業するのも数枚書類を提出するだけ、費用もかからず簡単です。
法人と違って自分に事業運営は合っていないと思ったら辞めやすいのも良いですよね。
なぜ毎月3万円なのか
僕は毎月給与から3万円、事業に充てています。
なぜ3万円かというと、金銭的に無理がないからです。
リゾバしながら毎月10万円は手元に残るので、
3万円ずつ、投資口座、生活防衛口座、事業口座に合計9万円、振り分けています。
残った一万円は自由にしています。
事業用に振り分けたあと、いま一番多い出費は書籍です。このサイト運営に関わる訪問先の交通費、入館料。
食育の発信もしていくため、最近は全国の緑茶を取り寄せて試飲したことも。
同じ3万円を投資にまわせば少ない労力でよりお金が増える可能性は高いです。
でも冒頭で述べた通り、投資だけでお金がぐんと増えるのは人生の終盤に差し掛かってから。
でも事業が育てば、若いうちからまとまったお金を手にするチャンスがあります。
事業内容が人生の充実につながるよう設計すれば、前向きに楽しく生きながら、将来の備えもできます。
小さな事業をもつのは簡単になっている
ネットで稼ぐのが容易になり、経理や営業、カスタマーサポート、広報など様々なタスクを人がする必要がありました。
そのため人事を雇い、人を集めて企業で活動をする必要がありました。
人様の生活がかかっているなんて、そんな責任なかなか負えないですよね。でもこれからは、AIの台頭もありこれらのタスクを1人でもできるようになります。自分の好きなことや得意なことでスモールビジネスを育てられる、そんな時代です。
でも大事なのは、どんな事業を営むかですよね。やってみなければうまくいくか分からない。実際やってみたら、やりがいを感じない場合もあります。
僕は大学生の時にガイドをしたきっかけでインバウンド事業を始めたのですが、やってみて初めて違うと気づけた。
そのため、いきなりリスクを負って大金や時間を費やすのではなく、小さく実験的な事業を走らせてコツコツと形にしていくのが良いのに気づきました。
その中で作業が捗ってしまうテーマが見つかったり、周りの反応が良かったり、コスト的に優位だったりと「これなら持続可能かも」と思えるものが出てくる。
行動してみた人だけの特権です。
ある本に、「お金持ちになるには消費するのではなく生産する人になれ」と書いてありました。
今後もしばらくは給与収入を得ながら事業を育てて、ゆくゆくは事業だけに。事業の利益を投資にまわして行くほうが節税効果も高い。
まとめると、
会社員もしながら事業をもつメリットは、
- リスクがほぼない
- 自分の強みを伸ばせる
- 税金対策になる
- 自分が関心を持っていることでOKでモチベーション高く取り組める
行動すれば、お金の不安は消せる
お金を増やすには収入を増やすことより毎月手元に残るお金が多い方が大事らしい。
ちゃんとお金が入ってきて、支出が少なく済んで、特別なスキルがいらないのってなんだろう?
と考えた結果、リゾバがありました。
手元資金10万円スタートから、リゾバで頑張ってます。
2年かけてリゾバしながら、お金がどれくらいになるかレポートします。
毎月10万円は手元に残っているので、3万円ずつ3つの口座に振り分けています。
そこまで欲がなく、平凡に暮らしていけて将来食いっぱぐれないように準備したい。
そういう人なら、無理のない仕事で給与を得ながら、長期投資すれば基本大丈夫です。
投資の勉強は何年も続けてきて、知識をしっかりつけながら投資をすれば、老後に困ることはほぼない結論に行きつきました。
でも一部の人達が金銭的に成功して楽しんでるのを横目にコツコツ質素に暮らし続けるだけはやっぱり寂しい…と僕は思ってしまう。
そのため、僕は事業も持っています。
父の口癖は、「今やれ。明日死ぬかもしれないんだぞ」
失敗しても糧にしながら、おもしろい人生を歩んだ人なんじゃないかなと。見習うべきだと思っています。
日々生活していく中で不測の事態は起きます。そういった時に対応できるよう、生活防衛口座を積み立てています。
最近さっそく役立ちました。
僕は人に恵まれいろんな人にお世話になってきました。その恩返しをしようとすると、「それはいいから次の世代になにかしてあげて」とよく言われました。
僕が共有できるのは国際力だったり、どこでもやっていけるマインドセットなのかなと。
日本にいる特に若い人たちは海外に出たほうがいい。日本のブランド力があるうちに移住をしてしまった方がいいし、日本に何かあった時に「ここなら住みたい」と思える場所と資格を得ておくの、大事です。
はじめの一歩は英語力をつけることではないです。それは後からおのずとついてくるもの。まずは日本での常識をリセットして、柔軟なマインドセットを持つことから。
今後も人材育成と食育をメインテーマに発信していきます。
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