良い大学を出ることより大事なこと
考え方ひとつで、良いチャンスに恵まれます。悪い考え方を持っていれば、欲しい結果は夢物語に。自分でチャンスに向かって逆走しているのに、気づいていないイメージです。
良い考え方をすること。これが良い結果への出発点になるんだと思う。
この前、21歳の同僚がこんなことを言っていました。
「私、中卒なんです。中卒だから就職できないんです。だからリゾバしてる」
気持ちは分かってあげたい…けど、良い考え方じゃないと思った。
だって、中卒でも就職できている人はいるはずだし、幸せに生きている人もいる。実際にそういう境遇でも幸せに生きてる人たちに会った事もある。確かに大卒より就職の確率は下がるのかもしれないけど、できるよ。
逆に大卒でも就職できず、リゾバどころか浮浪者に甘んじている人もいるはず。現に大卒の自分も廃人化したことがある。
じゃあなんでその子は就職できないのか?ずばり、「中卒だから就職できない」という考え方に甘んじてるからでしかないと思う。
おそらく就活すらしていない。そりゃ就職できるわけがない、始めからできないと考えているから。具体的な行動がないから、その通りの結果が引き寄せられているだけ。
考え方ひとつで、就職に向かうか、逆走するかが決まる。
これは本やYoutubeでちょっと調べれば同じようなことを言ってる人がたくさん見つかるはず。
どうすれば就職できるだろう?
もし、本当に就職したいとしたら、良い考え方は「どうすれば、中卒でも就職できるだろうか?」と自問自答し、試行錯誤していくことなんだと思う。
この「どうすれば〜できるだろう?」は目標を叶えるのにとても役に立つ質問だ。具体的にできることを行動に起こして、失敗しながら改善していくのだ。
就職に必要なのは、「任せられる仕事ができる能力があるか」だ。その中卒の同僚は、掃除の仕事に関して言えばリゾバでしっかりその能力を積み上げている。
一緒に働いてみて、周りに共感もできるし、明るく、場の空気もよくできる。仕事も丁寧だ。全体の仕事が捗りやすい。
でも自分に自信がなく自己否定をしがち。自分が仕事ができる子だということに気づいていないと思う。自分が自分を肯定してあげないで、一体誰が肯定してくれるだろうか?
就職の話に戻れば、自分が自分を認めてあげないで、限られた面接の時間で、この子にうちに入ってもらいたいと認めてもらえるだろうか?確率はかなり下がってしまうと思う。
大卒カードがないのは、ある意味チャンスだ
大学に行ってしまうと、親や大学の恩師たちの期待値が上がってしまう。
恥のないようにと自分のプライドも邪魔をして、どんどん失敗できなくなる可能性がある。
名門に入れてしまうと、選択肢はたくさん拡がる。でもそれはそれで、迷いが生まれて大変だ。
せっかく良いレールに乗ったんだからと周囲のプレッシャーに屈する人も多い。
僕も日本ではそれなりの大卒カードを持っていてとても悩んだし、
未だに悩み続けている優秀なかつての大学仲間も少なくない。
日本では知らない人の方が絶対少ない大学だけど、一歩海外に出てしまったら…今の所1人しか知っていた人がいない。大卒カードなんてそんなものだ。それに悩まされるってアホくさい。
今ではコーセラで興味が湧く分野を勉強すれば就職に直結したスキルが身につけられる時代。就職確率が上がるしスキルがあると給与交渉もしやすい。
一昔前よりも学歴の重要性は下がってきてると思う。
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