1年の振り返り。



英語と日本語両方でブログを始めて一年。

日本語で書いてるブログで一番読まれてたのはこの投稿。
リゾバを始めて6ヶ月が経ったけど、順調に続いています。

ネットでは思うように稼げないなんて情報もよく見かけたけど、まったくの逆だった。

まじめに働く気があれば月30万円くらいは稼げてしまう。

衣食住が出るのと、お金を使う機会が減るので、支出が少なく済むのもポイント。

リゾバの派遣会社のダイブにお世話になってるけど、

半年経つと、有給も付与されてびっくり。リゾート先への交通費も出るので旅しながら働き、しっかりお金が残る一年だった。

    高年収より興味があることに



    The Long Game』という本を読んで確信したんだけど、いかに多くお金を稼ぐかよりも自分が興味を持てる分野のスキルを上げた方が良さそう。

    少なくても僕にはその方が性に合ってる。

    お金をより稼げる分野は優秀な人が群がってすごい競争だから。

    今だとITやAI関連がホットなんだろうけど。

    自分が優秀だったとしても、その分野に興味が持てなければ、

    その分野に魅了されてる人と競争していくのってかなり厳しい。

    ストレスも溜まりやすいから、せっかく稼いだお金を散財しがち。

    僕は自分が一番興味がある食や料理に集中するようになってから、ストレスが減った。

    お金に困らなくなるコツは消費じゃなくて生産する人になることらしい。

    たくさん稼いでたくさん消費するのではなく、好きなことをより多く生産できるようになったほうが、長い目では人生の充実度が高そうだと感じている。

    きっかけはバリ島


    今思えば、「料理の世界に浸かってみよう」と決心するに至ったきっかけはひょんなことだった。

    事業に失敗して次どうしようと東南アジアをフラフラしていた。

    マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシアと周遊するなか、

    どの国もそれぞれのよさがあるのだけど、

    後に振り返ると「人生が変わった」と思える国はインドネシア、なかでもジャカルタではなくバリ島での経験だった。

    自分にはとてもインパクトがある日々だったけど、他の人からしたらそうでもないってこともあるのかもしれない。だからこそ行ってみるのが大事なんだと思った。

    バリ島で、ステイしていた宿の現地人がよくバリ料理を振る舞ってくれた。

    とっても貧乏なのにだ。それがとても新鮮だった。しかも、手間暇かけて、複雑な味付けを施したり、炭でしっかり焼いてからスープにしたり揚げたりと手が混んでいておいしい。

    ある日、現地の人が定期的に行われている伝統的な祭りの食事の用意で鯉を大量に分けてもらったようだった。

    でも調理法が分からないし捨ててしまおうという話になっていた。

    せっかくこんなに持ってきてもらって捨ててしまうのはもったいないのでは。

    そう思い、僕も調理方法はよくわからないし美味いのかもわからないけど、

    「アクアパッツァのように焼いてしまえば基本なんでもうまいんじゃないの」と料理を引き受けることに。

    Youtube見ながらやってみたら、めちゃくちゃうまかった。

    その宿の家族、包丁が全然切れなくて途方もないくらいの時間をかけて魚を調理してた。

    でもハーブや香辛料でマリネして炭火で焼いた魚、衝撃的なおいしさだった。

    肉もスープも。

    日本の包丁を買って捌き方を学べばちゃちゃっとうまいものを共有できるなと。

    リゾバで調理補助をやり出して、でも捌き方を知らないようなやつにひょいと捌かせてくれないし、教えてもらえるような時間の余裕もない。

    魚を捌けるようになるには魚屋で働くのが一番らしい。

    だから今度、住み込みの魚屋のバイトの面接に行ってくる。

    アホでも良いから行動を



    興味とか「たまたま」が派生して人生が動き出すことってあるんだと思う。

    バリ島にはまた行くつもりで、河童橋で包丁も買った。

    「魚捌けるようになったよ」って一緒に料理するのを楽しみに。

    考えてみれば、魚を捌ければ寿司の道だって拓けるだろうし、今世界中で魚料理がブームだ。

    飲食は大変だってよく言われるんだけど、飲食店で働くだけしか選択肢がないわけじゃない。

    魚について伝えることだってできるし、魚を売る商社で働くこともできる。

    「魚を釣って捌いてみた」みたいな動画を英語で積み上げるのも面白いかもしれない。

    先が見えないのは不安だ。と思うかもしれないけど、興味を持ったことをやって継続してみるのっておもしろいと思う。

    できることから、一歩ずつ。

    今から3年後、5年後。人生おもしろくなってる感覚はあるんだけど、

    でも今の僕はこんな感じで、周りには基本「変なやつだなー」って思われてると思う。2割くらいがおもしろがってくれていて、8割くらいはバカにされているかもしれない。

    でも成功する人はそれでも「知らんがな、やりたいからやるんよ」と淡々と続ける人なんじゃないかって後に証明したくて、

    今日ここでこの話を書き残しておこうと思った。

    ちょっと現実路線も。月3万円を長期投資



    といっても自分探しでフラフラし続けるのも大変だ。

    なので、ちゃんとお金も増やす。

    リゾバをしていると、そこそこ真面目に仕事をこなしていればストレス少なく月平均10万円ほど貯まるので、月3万円を長期投資してみた。

    NISAで投資して、未来にお金に困らないようにしようと。

    月3万円を控えめに年利5%で積み立て投資していくと、30年後には2500万円ほどになる。

    支給額は減ってるかもだけど年金もあれば、老後の不安みたいなのは消してOK。

    完璧な準備は存在しないと思う。

    そう思ったのは、あるおばあちゃんに、「年金が支払われなくなったらどうしようか不安なんだけど」と言われたときだった。

    おばあちゃんが生きてる間は大丈夫。しかもそのおばあちゃん、農地付きの持ち家だ。定年まで地銀で働いていて、周囲の噂だけど貯金も3000万円ほどあるらしい。

    そんな人でもお金に対して不安に思うわけだ。

    ならある程度はしっかりお金を確保して、あるなかで創意工夫しながら生きるしかない。

    それが派生して、新NISAの時期とも被って月3万円の積立投資が始まった。

    運用成績は順調だ。

    残りの7万円は自己投資

    毎月10万円余るならそれを投資に突っ込んでいっちゃうのも手だけど、僕はしません。

    無理は禁物。

    お金が必要になった時に引き出す羽目になるのは損するリスクが上がります。

    だから半分は生活防衛資金に。

    残りの半分は自分のスキルが上がることに使っています。

    淡々とやりたいように生きる

    リゾバでお金を稼ぐようになって、ずっとこの仕事を続けるとは思わない。

    でも、またコロナのようなことが起きて経済的にも精神的にもきついときに、

    さっとリゾバすれば食いっぱぐれはしないし、お金を稼ぎ直せるセーフティネットを見つけた。

    これでとっても気楽に生きられるようになった。

    あとは、淡々と、自分がいまこれをしたいと思うことを淡々とこなしながら日々成長していければ、その向上していく状態は結構充実感をもつことができるし、

    幸せなんだと学べたのはとても大きい一年だった。


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